千原せいじさんがパーソナリティを務めていたラジオ番組『坊僧ラジオ』が、復活からわずか半年で突然終了しました。視聴者からは「なぜ今?」と疑問の声が噴出し、その背景にはYouTubeでの“ある発言”による炎上が関係しているとも言われています。番組の急な打ち切り、制作サイドの判断、そして宗教界・芸能界からの反応まで、その全体像は決して単純なものではありません。この記事では、問題の発言と番組終了の関係、関係者が語る“複合的な理由”、さらに芸人×僧侶という異色の立場に立たされた千原せいじさんの今後についても詳しく解説します。
1. 【速報】千原せいじのラジオ番組が突然終了 “坊僧ラジオ”に何が起きたのか?
結論からお伝えすると、千原せいじさんがレギュラー出演していたKBS京都ラジオ『大雲・せいじの坊僧ラジオ』が、2025年8月31日の放送をもって急きょ終了しました。発表は8月24日と、最終回のわずか1週間前。多くのリスナーがその突然の知らせに驚きを隠せませんでした。
背景にあるとされるのが、せいじさんのYouTube動画内での発言です。戸田市議会議員との対談中に放った「お前、いじめられっ子やったやろ?」という発言がSNS上で大炎上し、番組や出演者の信頼性に大きな影を落としました。
せいじさんは2024年5月、天台宗で得度を受けて正式に僧侶となり、「千原靖賢(せいけん)」の名で宗教活動にも携わっていました。僧侶としての倫理観が求められる立場にある中での発言であったことも、問題の深刻さを加速させたと言えます。
番組の方向性やリスナーからの意見、出演者への影響を総合的に判断した結果、放送局側が番組終了を決断したと見られます。
1-1. 番組の概要とリスナー層 なぜ今、注目されていたのか?
『大雲・せいじの坊僧ラジオ』は、KBS京都で放送されていた人生相談型のラジオ番組です。特徴的なのは、番組のパーソナリティに天台宗の住職である三木大雲さんと、同じく得度を受けた千原せいじさんという“僧侶コンビ”を起用していた点です。
相談内容には、家庭問題・人間関係・生き方など多岐にわたる悩みが寄せられており、仏教的な視点とユーモアを交えながらリスナーに向き合う構成が人気を博していました。また、怪談説法を得意とする三木大雲さんの独特の語り口と、せいじさんの破天荒なキャラクターの組み合わせが異彩を放っていたことも注目を集めた理由のひとつです。
一度2024年9月末で番組は終了しましたが、リスナーからの熱い復活要望により、2025年1月5日からレギュラー番組として復活しています。こうした経緯からも、番組には一定のファン層が存在していたことがうかがえます。
なお、番組の視聴者層について公的な統計はありませんが、人生相談を中心とした内容や仏教思想に基づくトークから推測すると、比較的年齢層の高い、落ち着いたリスナーに支持されていたと考えられます。
参考までに、番組の基本情報は以下の通りです。
項目 | 内容 |
番組名 | 大雲・せいじの坊僧ラジオ |
放送局 | KBS京都 |
放送期間(復活後) | 2025年1月5日〜2025年8月31日 |
パーソナリティ | 三木大雲(住職)、千原せいじ(僧侶・芸人) |
主な内容 | 人生相談、怪談、仏教思想、ユーモアトーク |
配信形態 | ラジオ放送+YouTubeアーカイブ視聴対応 |
YouTubeでも同番組の放送回が一部視聴できたため、ラジオリスナー以外にも一定の認知度を広げていたと見られます。
1-2. 終了発表はたった1週間前 「唐突すぎる」決断の背景
番組終了の発表があったのは2025年8月24日。つまり、最終回となる8月31日のわずか7日前でした。この急すぎるタイミングに対して、SNS上では「打ち切りか?」「視聴者に対する説明が足りない」といった疑問の声も多数上がりました。
この唐突感の背景には、千原せいじさんの問題発言とその影響が大きく関係しています。2025年7月にYouTubeチャンネル『せいじんトコ』で配信された戸田市議・河合ゆうすけ氏との対談動画において、せいじさんが「お前、いじめられっ子やろ?」と発言。この内容が「いじめ被害者への差別的な態度」として大炎上し、世論からの厳しい批判を浴びました。
KBS京都の番組担当者は取材に対して、「発言が番組終了の唯一の理由ではない」とした上で、複数の要因を総合的に判断した結果であると説明しています。その“複数の要因”には以下のような事情が含まれていたと見られます。
終了判断に至ったと考えられる要素
- 炎上発言による聴取者離れ
- SNSでの「もう聞きたくない」という意見が拡大
- SNSでの「もう聞きたくない」という意見が拡大
- 番組イベント直前だったため発表を延期
- 2025年8月23日に開催されたファン向けイベント「坊ファミのつどい!」は、炎上前の6月からチケットを販売しており、中止が難しかったとされています
- 2025年8月23日に開催されたファン向けイベント「坊ファミのつどい!」は、炎上前の6月からチケットを販売しており、中止が難しかったとされています
- 共演者・三木大雲住職への配慮
- 真摯な僧侶である三木さんのイメージ保持も考慮された可能性があります
- 真摯な僧侶である三木さんのイメージ保持も考慮された可能性があります
- 仏教をテーマとした番組としての倫理観
- 僧侶が他者を笑いの対象とする発言は、番組理念に相容れないと判断された可能性があります
- 僧侶が他者を笑いの対象とする発言は、番組理念に相容れないと判断された可能性があります
リスナーの多くは、終わり方に納得がいかないと感じているかもしれません。ただ、放送局側としては、宗教的信頼・番組の一貫性・社会的影響を総合的に考慮して決断したと見るべきです。
2. 「お前いじめられっ子やろ」発言が波紋 YouTube動画での一幕とは?
千原せいじさんのラジオ番組終了の直接的なきっかけと見られているのが、自身のYouTubeチャンネルでの発言です。この発言は多くの人々の感情を逆なでし、大きな波紋を広げました。
問題の発言があったのは、YouTubeチャンネル『せいじんトコ』で配信された対談動画です。対談相手は埼玉県戸田市の市議会議員・河合ゆうすけ氏で、テーマは「外国人問題」。お互いの意見がぶつかり合う中、せいじさんが口にした言葉が「お前、いじめられっ子やったやろ?」というものです。
嘲笑まじりに繰り返されたこの発言は、多くの視聴者に不快感を与えました。SNSでは「いじめ経験者を軽視している」「人格否定だ」といった批判が急速に広がり、瞬く間に炎上状態となりました。
特に問題視されたのは、せいじさんが2024年に天台宗の得度を受けて僧侶となっていたという事実です。僧侶という立場にある人物の発言としては不適切であるとの指摘が相次ぎ、信頼性や倫理観に疑問が投げかけられました。
2-1. 戸田市議・河合ゆうすけ氏との対談で何が起きたのか?
この動画が公開されたのは2025年7月。テーマは「外国人政策と日本の将来」で、双方が意見をぶつけ合う白熱した内容でした。
日付 | 内容 |
2025年7月 | YouTube『せいじんトコ』で対談動画を公開 |
対談相手 | 戸田市議会議員・河合ゆうすけ氏 |
議題 | 外国人問題、国際交流、地方自治のあり方など |
問題の発言 | 「お前、いじめられっ子やったやろ?」を嘲笑と共に繰り返し発言 |
議論は途中まで真剣な雰囲気で進んでいましたが、徐々にヒートアップし、せいじさんの発言がエスカレート。動画では、河合市議が冷静に対応しようとしていた様子も見受けられますが、双方に緊張感が漂っていました。
SNS上では、「あれは討論ではなく中傷」「公共性のある人物の発言として不適切」といった声が多く、せいじさんへの批判が集中しました。
2-2. SNS炎上と視聴者の反応 好感度の急落は避けられなかった?
この発言がきっかけで、SNSは大荒れとなりました。特にX(旧Twitter)ではトレンド入りするほどの騒動に発展し、多くのユーザーが動画の一部を切り取って拡散。影響力のあるインフルエンサーや有識者も反応し、騒動の規模は急拡大しました。
以下のような声が多く投稿されていました。
- 「笑いにならない。いじめ被害者を傷つけている」
- 「仏教を語る立場にある人がこんな発言をするとは」
- 「せいじにはもう共感できない」
また、過去にせいじさん自身が「いじめは絶対に許されない行為」「いじめる側が排除されるべき」といった主張をしていたことが掘り起こされ、「以前の発言と矛盾している」と非難される事態にも発展しました。
炎上後、せいじさんはYouTube・X(旧Twitter)・Instagramのすべての更新を停止。沈黙を貫いていることで、さらに視聴者からの不信感が高まっています。
3. ラジオ終了の本当の理由は?関係者が語った“複合的要因”とは
千原せいじさんの発言をめぐる騒動は、ラジオ番組の終了理由として最も注目されがちです。しかし、KBS京都ラジオの担当者は、「発言だけが直接的な原因ではない」と明言しており、もっと複合的な事情が関係していたことがうかがえます。
実際、番組公式の発表では「リスナーや視聴者から様々なご意見を頂戴し、検討の結果、終了という結論に至った」と記されています。つまり、視聴者からの信頼や番組の方向性そのものが問われる状況になっていたのです。
3-1. 制作サイドの見解:「いじめ発言だけが理由ではない」
KBS京都は発言の影響を認めつつも、あくまで「総合的判断」と繰り返しています。その背景には以下のような複雑な要因が重なっていました。
- リスナーからの意見が多方面から寄せられていた
- 番組の趣旨(仏教的観点からの人生相談)との不一致が生じた
- 発言による信頼性の低下が番組全体に影響を与えた
とくに番組は“僧侶としての目線”でリスナーの悩みに答える構成であったため、今回のような発言は番組理念に真っ向から反するものと受け取られてしまいます。
また、共演していた三木大雲住職が実際の宗教家であり、真剣に説法に取り組んでいたことも考えると、視聴者の期待とのギャップがより大きく見えてしまった可能性があります。
3-2. 番組イベントや共演者・三木大雲住職への配慮も影響か?
番組終了の発表が遅れたことにも、理由がありました。KBS京都関係者や業界関係者の証言を総合すると、次の2つの要因が大きかったと考えられます。
1. 直前に開催された番組イベント「坊ファミのつどい!」
2025年8月23日には、番組のファン向けイベント「坊ファミのつどい!」が開催されていました。このイベントのチケットは、問題発言が起きる以前の2025年6月から販売されていたため、急遽中止するわけにもいかなかったという事情があったようです。
2. 共演者・三木大雲住職への配慮
番組の共演者である三木大雲氏は、京都・蓮久寺の現職住職。真面目な宗教活動に取り組んでいる人物であり、今回の件で番組を即時終了させることで、三木氏にも悪影響が及ぶことを避ける意図があったと推察されます。
番組側は、イベント終了の翌日にラジオの終了を正式発表。これによりファン対応や共演者への配慮を最優先とした、段階的な対応を取ったと見られます。
4. 芸人×僧侶というユニークな立ち位置に影 せいじの今後はどうなる?
千原せいじさんは、2024年5月に天台宗で得度を受け、僧侶「千原靖賢(せいけん)」としても活動を開始しました。長年築いてきた芸人としてのキャリアに加え、仏教の教えを伝える役割を担うという独自のポジションは、多くのメディアで注目されていました。
結論から言えば、今回の騒動により、この“芸人×僧侶”というユニークな立場は、大きく揺らいでしまいました。
倫理観や品格が求められる宗教者の立場にある中での「いじめられっ子やったやろ?」という発言は、宗教界・芸能界の双方から厳しい目を向けられる結果を招いています。
4-1. 芸人としての信頼回復は難航 テレビ出演に対する声も厳しく
騒動後、せいじさんが出演したテレビ番組『世界くらべてみたら』には、SNS上で「せいじを起用する意味がわからない」「出演に不快感を覚える」といった意見が相次ぎました。
これにより、今後の芸能活動、とくに地上波テレビへの復帰は極めて厳しいと言わざるを得ません。炎上によるスポンサー離れや視聴者離れのリスクを考慮すれば、番組側も起用を控える判断を下す可能性が高いと考えられます。
また、2025年時点でせいじさんの定期的なテレビレギュラー番組は確認されておらず、活動の場が大幅に縮小しているのは事実です。
4-2. 宗教界との関係にも深刻な影響 顧問辞任と処分で孤立状態に
せいじさんは、得度から半年後の2024年11月には日本仏教協会の顧問に就任。仏教的な価値観をメディアを通じて伝える役割も担っていました。しかし、今回の一件でその信頼は一気に揺らぎ、2025年7月22日には顧問職を辞任するに至りました。
さらに、2025年8月1日には天台宗総務庁から正式に「厳重注意」処分を受けたことも明らかになっています。この対応は、宗派としても本人の発言を見過ごせないと判断した証です。
僧侶としての活動と影響 | 年月 | 内容 |
得度・僧侶名取得 | 2024年5月 | 天台宗で得度し「千原靖賢」に改名 |
顧問就任 | 2024年11月 | 日本仏教協会の顧問に就任 |
顧問辞任 | 2025年7月22日 | 騒動後に自ら辞任 |
天台宗からの処分 | 2025年8月1日 | 総務庁より厳重注意を受ける |
4-3. “二刀流”再起は可能か?今後に求められる誠実な対応
現在の状況を鑑みると、芸人としても僧侶としても、せいじさんが元の立場に戻るのは容易ではありません。特に両立を目指すには、徹底した反省と説明責任、そして社会的信頼の再構築が不可欠です。
領域 | 現状の課題 | 回復の鍵となる要素 |
芸人 | テレビやSNS出演に批判が集中 | 公の場での謝罪、長期的な信頼回復の姿勢 |
僧侶 | 宗教団体からの処分、宗教界との信頼関係の悪化 | 宗教者としての倫理観を再度示すこと |
現時点で、せいじさん自身から正式なコメントや謝罪は出ておらず、YouTubeやSNSも7月以降沈黙を続けています。
もし再起を目指すのであれば、「沈黙」ではなく「説明」と「行動」が求められる局面です。
5. ラジオ復活からわずか半年での終了 リスナーの声と今後の展望
KBS京都のラジオ番組『大雲・せいじの坊僧ラジオ』は、2024年9月に一度終了したあと、リスナーからの要望に応える形で2025年1月にレギュラー番組として復活しました。ところが、わずか約8か月後の2025年8月31日をもって、再び番組終了が発表されました。
この短期間での再終了は、番組を支えてきたリスナーにとっても大きな衝撃であり、SNS上でも「なぜこんなに早く終わるのか」「納得できない」といった声が相次いでいます。
5-1. 番組への高評価と今後への希望 再編集や継続案を望む声も
『坊僧ラジオ』は、僧侶である三木大雲住職とせいじさんが、仏教や人生観を交えて悩みに答えるというコンセプトが人気を集めていました。
とくに、怪談を通じた教訓や人間関係の悩みに対するアドバイスは、ラジオリスナーにとって心の支えになっていた側面があります。
騒動が起きた後も、番組内容自体には一定の評価が残っており、以下のような要望も多数寄せられています。
- 「三木大雲さんの話はこれからも聴きたい」
- 「せいじ抜きでも番組を継続してほしい」
- 「過去回の再編集版を配信してもいいのでは?」
ただし、現時点で番組の継続や再放送に関する公式なアナウンスは出ていません。KBS京都の担当者も「未定」とコメントしており、今後の展開は不透明です。
5-2. せいじ本人からの説明なし “沈黙”が信頼回復をさらに遠ざける
番組終了に関して、千原せいじさん本人からのコメントは一切出ておらず、YouTube・X(旧Twitter)・Instagramなどの更新も、2025年7月以降完全に停止しています。
この“沈黙”が、逆にファンや視聴者の不安と不信感を広げていることは否定できません。特に、ラジオというパーソナルなメディアで親しみを持って接していたリスナーにとっては、突然の終幕と無言の姿勢に戸惑いを隠せない状況です。
今後の展開について、以下のような可能性が考えられます。
今後の可能性 | 実現の見込み | 補足 |
公の場での謝罪・説明 | 中程度 | 所属事務所または宗教団体を通じて発表の余地あり |
YouTubeやSNSでの再開 | 低い | 信頼回復前に活動再開すれば反発が予想される |
宗教関係メディアや講演での復帰 | 低〜中 | 宗派内での信頼回復が前提となる |
信頼を失った状況から回復するには、まず何よりも誠実な説明と反省の姿勢が必要です。「語らない」という選択肢が、必ずしも最善であるとは限りません。
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