相沢菜々子さんがレースクイーンを卒業した理由は、本人の発言から大きく2つに整理できます。
一つは、日本レースクイーン大賞などを受賞し、レースクイーンとして「やり切った」という思いがあったこと。もう一つは、所属経験を重ねる中で好きなチームが増え、特定のチームだけではなく、より広い立場からレースや車の世界に関わりたいと考えるようになったことです。
さらに、新しく挑戦したい仕事として俳優業も挙げています。
ただし、相沢さんは2022年に一度レースクイーンを引退した後、2023年に復帰しています。
この記事では、相沢菜々子さんの卒業理由と、引退から復帰に至った経緯、卒業後の活動までを本人の発言に沿って整理します。
1.相沢菜々子がレースクイーンを卒業した理由
相沢菜々子さんは、2024年7月に公開されたテリー伊藤さんとの対談で、レースクイーンを卒業した理由を2つ挙げています。
「仕事が嫌になった」「モータースポーツへの興味を失った」という説明ではありません。
本人はレースクイーンを大好きな仕事だったと振り返っています。
1-1.受賞を経て「やり切った」と感じた
一つ目の理由は、レースクイーンとして一定の区切りを感じたことです。
相沢さんは2020年に「サンスポ Race Queen Award 2020」でグランプリを受賞しました。
続く「日本レースクイーン大賞2021」では、ファイナリストの中から選ばれた5人の大賞受賞者の一人となっています。なお、同年のグランプリ受賞者は川瀬もえさんです。
こうした受賞経験を振り返り、相沢さんはレースクイーンとして「やり切った感」があったと説明しています。
そのうえで新しいことにも挑戦したいと考え、特に俳優として芝居を続けていきたいという意向を明かしました。
卒業は、レースクイーンとして結果を残したうえで、次の活動へ進むための区切りだったといえます。
1-2.特定チームだけでなく広くレースに関わりたくなった
もう一つの理由は、レースクイーンとして複数のチームに所属する中で、好きなチームが増えていったことです。
相沢さんはホンダ、トヨタ、日産に関係するチームで活動してきました。
本人によると、好きなチームが増えたことで、所属チームだけを応援する立場でいることが難しくなっていったそうです。
そこで、一つのチームに所属するレースクイーンという立場を離れ、チームへの取材などを通して、異なる視点からレースに関わりたいと考えるようになりました。
これは、モータースポーツから離れたいという理由ではありません。
むしろ、車業界全体を見渡せる立場から関わりたいという気持ちが、卒業を考えるきっかけの一つになっています。
2.2018年にデビューし5シーズン活動
相沢菜々子さんがレースクイーンとして活動を始めたのは2018年です。
SUPER GTの「カルソニック TEAM IMPUL」でカルソニックレディを務めました。
その後の主な活動歴は次の通りです。
- 2018年:カルソニックレディ
- 2019年:RAYBRIGレースクイーン
- 2020年:RAYBRIGレースクイーン
- 2021年:STANLEYレースクイーン
- 2023年:ZENTsweeties2023
2022年はレースクイーンとして活動していないため、SUPER GTでは計5シーズン活動したことになります。
相沢さんのプロフィールやレースクイーン以外の経歴については、相沢菜々子は何者?元RQから俳優・声優へ、ドラマ初主演までの経歴で詳しく紹介しています。
3.2022年に一度レースクイーンを引退
相沢菜々子さんの経歴で少し分かりにくいのが、2022年の引退と2023年の復帰です。
相沢さんは2022年、レースクイーンとしてサーキットに立たず、俳優業へ力を入れる方針を示していました。
当時は、レースクイーンからの「引退」と報じられています。
しかし、レースや車に関する仕事をすべて辞めたわけではありません。
その後も車関係の仕事に携わりながら、モータースポーツとの関わりを続けていました。
4.ファンへの思いから2023年に復帰
相沢菜々子さんは2023年1月、イベントでレースクイーンに復帰することを発表しました。
日刊スポーツの報道によると、相沢さんは2022年に突然引退したことで、応援していた人たちを置いてきぼりにしてしまったのではないかと感じていたそうです。
本人自身がモータースポーツを好きだったことに加え、もう一度活動することで、ファンがサーキットへ足を運ぶ理由になればと考えていました。
復帰については悩んだことも明かしています。
それでも、ファンと再びサーキットで会える機会を作るため、もう一度レースクイーンとして活動する道を選びました。
5.ZENTsweetiesとして復帰し2023年に卒業
2023年、相沢菜々子さんは「ZENTsweeties2023」のメンバーとしてSUPER GTのサーキットへ戻りました。
本人の公式ブログによると、ZENTsweeties2023ではサブリーダーを担当しています。
さらに、スーパー耐久シリーズでは「raffinee Lady」としても活動しました。
相沢さんは2023年11月にレースクイーンからの卒業を発表。復帰した2023年を最後のシーズンとして活動を終えました。
2022年の引退と2023年の復帰だけを見ると、方針が変わったようにも見えます。
しかし、本人の発言を時系列で追うと、2022年は俳優業へ比重を移すための決断、2023年はファンともう一度サーキットで向き合うためのシーズンだったことが分かります。
そのため、2023年の卒業は単に「再び辞めた」というより、復帰した1年間を最後まで務めたうえで設けた区切りと捉えるのが自然でしょう。
6.卒業後も車やモータースポーツに関わっている
レースクイーンを卒業した相沢菜々子さんですが、車やモータースポーツとの関係が終わったわけではありません。
本人は卒業後の目標として「自動車業界認知度ナンバー1女子」を掲げ、レース業界と車業界の両方を盛り上げたいという考えを明かしています。
レースクイーンという立場を離れたことで、一つのチームだけではなく、複数のチームや車に関する情報を伝えられるようになりました。
一方、卒業理由の一つとして挙げていた俳優業でも活動を広げています。
2026年8月には、YouTubeドラマシリーズ『東京彼女』26年8月号「別れさせ屋」編でドラマ初主演を務めました。
相沢さんのレースクイーン卒業は、モータースポーツとの決別ではなく、車との関わりを残しながら、俳優など別分野へ活動の幅を広げる節目だったといえます。
7.まとめ
相沢菜々子さんがレースクイーンを卒業した理由は、本人の発言から次のように整理できます。
- 大賞などを受賞し、レースクイーンとしてやり切ったと感じた
- 新しいことに挑戦し、特に俳優業へ力を入れたいと考えた
- 好きなチームが増え、より広い視点からレースに関わりたくなった
相沢さんは2018年にレースクイーンとしてデビューしました。
2022年に一度引退しましたが、応援してきたファンへの思いなどから2023年に復帰。ZENTsweeties2023として最後のシーズンを務めた後、レースクイーンを卒業しています。
卒業後も車やモータースポーツに関する活動を続け、俳優としても出演作を増やしています。
相沢さんの場合、レースクイーン卒業は「車の世界から離れること」ではなく、「車やレースとの関わり方を変える選択」だったといえるでしょう。


