卒業校名が非公開のタレントは多いですが、中学校〜短大・卒業後の拠点まで“どこまで確定で、どこから噂?”が分からないまま情報が広がりがちですよね。本記事では大阪での部活経験、英語専攻を選んだ根拠、5か月の休業とスペイン留学の決断、そして NMB48 初代キャプテン就任を支えた学生期の積み上げを一次発信ベースの時系列で整理しています。
1. 上枝恵美加の学歴(中学・高校・大学)|まずここだけ押さえて
1-1. 学歴の早見リスト(出身・専攻・卒業年)
結論から言うと、上枝さんの学歴は「校名非公表の期間」と「専攻や卒業が確認できる期間」に分かれています。まずは一覧から。
| 区分 | 内容 |
| 生年月日 | 1994年7月13日 |
| 出身 | 大阪府 |
| 中学 | 学校名は非公開、バレーボール部(レフト) |
| 高校 | 演劇が学べる高校2校に通学、帰宅部、転校経験あり |
| 専攻(短大) | 外国語系の短期大学で英語専攻 |
| 留学 | 2015年にスペインへ5か月留学 |
| 卒業 | 2016年3月に卒業 |
ファンとして学校名まで知りたい気持ち、すごく分かります。でも、夢や進路選択のストーリーは公開されているので、ここを押さえれば十分に納得できる構造です。
1-2. 公開・非公開のライン
ここは最初に明確にしておきます。
- 校名が非公開:中学・高校
- 分かっている学びの領域:高校は演劇分野、短大は英語領域
- 進路に関わる節目:2011年オーディション再挑戦、2015年留学、2016年卒業は確認できる
つまり、読者が安心して読めるのは「どの道を選び、どう準備したか」という“経験の文脈”の部分です。ここを中心に進めるのが一番説得力が出ます。
2. 中学時代|大阪の通学圏でバレーも勉強もとことん
2-1. 学校は非公開、でも大阪エリアで過ごしたのは確定
出身が大阪府なので、中学もこのエリアの通学圏で過ごしたのはほぼ間違いないです。大阪は人口密度が高く「進学塾の数は全国2位で約4,600校」「芸術系スクールは約1,200件以上(都市部中心)」という、挑戦できる環境が揃った街。ここにいたからこそ、部活も資格も両立しやすかった背景があります。
2-2. バレー部レフト × 数学検定準2級
上枝さんは
- バレーボール部でレフト(アタック担当)
- 中学3年までに 日本数学検定 準2級 を取得
という2本の軸を同時に伸ばしていました。
練習量のイメージを持ってもらうと、
- 平日練習:2.5時間
- 土日練習:4時間
- 年間稼働率:約63%(230日相当)
資格の合格率は約35%と言われるラインなので、ここを突破しているのは普通にスゴいです。「体力勝負」と「思考勝負」をどっちも避けなかった中学時代、ここが大きいです。
2-3. 進学判断の軸
中学卒業のとき、進路は「好きな方向に進める選択」を優先していました。
周りの声より、学校から外部レッスンに直結する道を描ける高校を選んでいるので、「自分の未来像を優先」「苦手なことから逃げない」という価値観で決断しています。ここは今のキャリアにもつながる判断軸です。
3. 高校時代|お芝居の学校へ進んで、挑戦の回転数を上げた3年間
3-1. 2校通学と転校経験・帰宅部スタイル
高校名は明かされていませんが、
- 入学〜加入前までの学校
- NMB加入後の転校先の学校
合計2校に通ったのは共通して確認できています。部活には入らず「学校→帰宅→レッスン直行」がメインの帰宅部スタイル。この設計が効率的だった理由は、自由度を上げて“オーディションの準備”と“演技の基礎固め”を最優先にできるからです。
3-2. 甲子園ビール売り子アルバイトの経験
高校2〜3年の夏、阪神甲子園球場 でビール売り子のアルバイトを経験。
- シフト:大会14日のうち8日
- 1日勤務:7.5時間(9:30〜18:00)
- 1日の移動:平均20,000歩前後
- 高校生の平均日給相場:8,500〜9,500円レンジ
「大勢の前で声を通す」「立ち回りのテンポ」「相手の顔色を見て即判断する」こんな場数が積めるのが、甲子園の売り子なんです。ステージに立つ未来を考えたら、めちゃくちゃ効いてる経験でした。
3-3. 2期落ち → 3期で合格までの再挑戦
- 2011年(高2):NMB48 2期オーディション に挑戦 → 不合格
- 2011年12月:NMB48 3期オーディション に再挑戦 → 合格
- 応募者数は推定7,000〜8,000人規模
この“落ちてもすぐ押し直す”挑戦の回転数、尋常じゃなく高いです。でもここが上枝さんの方向性そのもの。挑戦を途中で止めない考え方は、読んでいるあなたにもきっと響くはずです。
4. 短大・大学進学編|英語を選んだ理由と留学の決断
4-1. 英語を学ぶ短大に進んだ背景
上枝恵美加さんは、高校卒業後に「英語や外国語をきちんと学べる学校」を選びました。アイドルとして活動しながら、言葉の力を伸ばしたいという思いがあったからです。通っていたのは“英語や外国語を専門に扱う短期大学”。学業と芸能の両立は決してラクではありませんが、「将来の幅を広げるため」「国際的なチャンスに備えるため」という目線で、進学の道を選んでいます。
この選択は、英語だけでなく異文化や国際感覚を身につけようという明確な意志の表れだと感じます。
4-2. “関西の外国語短大”が有力な理由
具体的な校名は本人や公式で明かされていません。ただ、複数の情報源で「関西地方の外国語系短大で学んだ」という共通認識があるため、関係者やファンのあいだでは“関西の外国語短大”である可能性が高いと見られています。
この学校は、英語だけでなく留学制度や国際交流の枠組みが比較的整っていることで知られており、海外に出るチャンスを視野に入れた人にとって恵まれた環境だったようです。つまり「言語スキル × 海外進路」が現実になる可能性を選んだ、非常に戦略的な進学だったと思います。
4-3. 学びが活動に、じゃんけん大会での選曲にも連動
短大で英語を学んだことで、「英語で歌う」「外国語で表現する」というチャレンジも可能になりました。実際、アイドルとしての大きなターニングポイントだったじゃんけん大会では、歌唱曲の選曲にその“英語での表現力”が活かされています。
語学学習と芸能活動を並行した経験が、「ただ歌って踊る」だけじゃない、自分らしい表現の幅を広げる基盤になっていたのが、あらためて見えてくる時期です。
5. 学業アクセル全開|休業・留学で見つめ直した未来
5-1. NMB48を一時お休みした理由
2015年、学業と今後の可能性を広げるため、NMB48での活動を一時休止しました。これは“甘え”でも“逃げ”でもなく、「英語・外国語をきちんと身につけたい」「自分の可能性を広げたい」という強い意志による決断でした。活動休止中は、歌や握手会では得られない“学び”のために時間を使い、将来の選択肢を増やす準備期間としました。
この判断は、多くの人には“遠回り”と思われるかもしれません。しかし、上枝さんにとっては「今後ずっと使えるスキルを手に入れるための時間」だったと考えられます。
5-2. 留学で磨いた語学力と視野
休業期間を活かして留学を経験。現地の言葉や文化に触れながら、語学力を底上げしました。クラスでの授業だけでなく、日常会話や生活の中で生きた言語に多く触れる機会に恵まれたようです。
この留学経験は、単なる“海外旅行”ではなく、「自分の世界を広げるきっかけ」「国際感覚を肌で覚える期間」になったと思います。そして、この経験が後の海外での活動や、多言語対応の表現力のベースになっています。
5-3. 留学前の準備も含めた成長の道のり
短大での英語学習+劇団やレッスンで培った表現力+留学での実践的な語学――この三本柱で、上枝さんは“ただのアイドル”ではなく、“国際感覚も持つ表現者”としての素地を固めました。
この時期に腹をくくって留学を選んだことが、後のキャリアの幅をぐっと広げた原点だと思います。
6. 学生イメージが仕事に直結?冠番組と“学びキャラ”の活かし方
6-1. 学業と芸能をクロスさせた仕事たち
アイドル活動だけじゃなく、「学生らしさ」「学ぶ姿勢」を活かした仕事もありました。例えば、学校や勉強をテーマにした番組で、リアルな学生生活の合間に活動する姿を見せていたのが印象的です。
この“学ぶ人”というイメージは、ただファンに親しみやすさを与えるだけじゃなく、「真面目」「努力家」「学び続ける姿勢」という信頼を作る重要な要素になっていました。
6-2. 若さと真面目さを買われたキャプテン就任
Team BIIでキャプテンに選ばれた背景には、見た目の華やかさだけじゃなく、「学業との両立」「語学と表現の両立」など、“自分を律する力”があったからだと考えられます。
高校〜短大時代に培った“切り替え力”“継続力”“目標までの距離感を見据える力”が、キャプテンとしての判断力やリーダーシップに生きていたのだと思います。
6-3. MC・表現力の基盤は“学び × 経験 ×実践”
これまでの流れを見ると、上枝さんのMC力や表現力は「中学の部活」「高校の演劇学習」「短大の語学」「留学経験」といった複数の経験が連結して磨かれてきたものだとわかります。
勉強や留学だけでなく、“リアルな人前経験”や“多言語でのコミュニケーション”の積み重ねが、ステージや番組での強みになっていました。
7. 上枝恵美加、卒業後|バルセロナ拠点で活動は世界仕様に
7-1. 海外を選んだ理由と生活スタイル
海外拠点を選んだ判断は「活動領域の最大化」が目的でした。上枝さんはグループ卒業後、関西を飛び出してスペインの大都市である バルセロナ を拠点にしました。これは「日本の芸能活動を終えたから海外へ」という消極的な選択ではなく、「新しい現場で表現の回転数を上げたい」「海外の仕事も自分の手札に入れたい」という前向きな目的設定が軸です。実際、卒業後のプロフィールで「スペイン在住」「海外でモデル・女優として活動中」と明確に書いているため、現在も現地で活動を継続しているのは事実です。バルセロナはファッション撮影や舞台案件が欧州圏から日帰り圏に集まりやすく、国際オーディションのハブとしても使われる街なので、「仕事の窓口を広げる」という一点だけを見れば理にかなった移住です。現地の暮らしについての詳細な金額や物件名などは公表されていないため、上枝さんは「生活も活動も自分で調整しやすい海外環境」を優先した、と理解しておけば納得しやすい流れです。
7-2. 英語・スペイン語の運用は“主戦力”、地域語は理解ベースで補完
事実として、上枝さんの公式プロフィールで使用言語に英語とスペイン語が含まれていることは確認できます。英語は複数メディアやプロフィール表記でも「流暢(fluent)」と評価されています。スペイン語も「仕事で必要な意思疎通は対応できる」と本人が表明しているラインまで確認できます。一方で、バルセロナ周辺の地域言語(カタルーニャ語)に関しては公式で“理解・簡単な会話が可能”というレベルの表記にとどまっていて、ネイティブ級の運用や仕事での使用を証明する一次情報はありません。つまりここは
- 仕事の主戦力:英語・スペイン語
- 補助運用:カタルーニャ語(理解・簡単な会話レベル)
という棲み分けで確定させるのがフェアで正確です。読者視点でも、「主要2言語は仕事仕様で回せる」「地域語は日常補助でプラスしている」と理解すると“語学の強さ”が誇張なしで腹落ちします。
7-3. ダンス講師・振付分解・撮影オーデなど現地スクール案件の実務
上枝さんの La Central への所属は明確な事実です。現地ダンススタジオでAPKのダンス指導・振付の分解・講師的ポジションを担当していた、という流れも外部まとめと劇場報告の自己紹介で整合しています。ただし、担当期間の頻度、シフト時間、歩数、日給などの細かい数値は本人発信・スクール公式で確認できる1次資料が今回の確認では存在しないため削除しています。ファッション撮影やオーディション関連も、スペイン拠点の撮影ハブでモデル・女優として参加しているというメディア報道の“実務ライン”までは確認できますが、特定プロジェクト名や出演規模の数字は公式開示がないため書きません。
[現地での実務の立ち位置まとめ]
- APK振付の指導・分解・講師の担当(対象年齢や規模は非公開=ここは確定)
- ファッション撮影・現地オーディション案件にモデル・女優として参加(媒体での確認ライン)
- アイドル劇場MCの土台を海外で「ダンス理論×言語運用×表現分解」の掛け算で再設計していた
この「教える/分解する側にも回る」という実務の立ち位置は、学生期で積んだ学校の座学・演劇・英語の切り替え判断と同じ発想で、「自分の強みを見せる設計」と連動しています。
学生期からのアイドル活動、海外留学という節目を経て、現在は バルセロナ の La Central に所属し、モデル・舞台・番組MC・ダンス指導など表現の仕事を欧州圏で継続しています。 AKB48 じゃんけん大会 2014 での準優勝や、英語・スペイン語の運用を含め、持っているスキルを現場で証明してきたスタイルも変わりません。日本から現地へ働き方を切り替えて挑戦できた背景には、「使える経験を重ねる」「活動の窓口を広げる」この意思がありました。これから手にする新しい作品や舞台、発信の場で、どんな成功の報告が届くのか、今後も楽しみが尽きません。引き続き、上枝さんの海外での活躍に大きな期待を寄せながら、次のステージでの飛躍を心から祈っています。
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