エマ・ハワードさんは、2026年の『相棒 season25』でレイチェル役、NHK連続テレビ小説『風、薫る』でマーガレット・バーンズ役を演じたイギリス・ロンドン出身の俳優です。
朝ドラや『相棒』で初めて知った人もいるかもしれませんが、実は日本のテレビ番組には2006年の出演歴も確認できます。
これまでに映画『ハゲタカ』『ジャッジ!』、ドラマ『不毛地帯』『負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜』などへ出演。2026年にはNetflixシリーズにも出演しています。
また、イギリスでの舞台活動を経て、日本でもオペラやナレーション、声優など幅広い仕事を続けてきました。
この記事では、エマ・ハワードさんの出演作を一覧にまとめ、ドラマ・映画・舞台での役柄や出演年を紹介します。
1.エマ・ハワードの出演作一覧!2006年から2026年まで
エマ・ハワードさんの主な出演作を、確認できる年代順にまとめました。
1-1.テレビドラマ・映画・配信作品
2006年
- NHK『えいごであそぼ』レギュラーゲスト
2009年
- NHK『白洲次郎』GHQ局員役
- フジテレビ『不毛地帯』スザンヌ役
- 映画『ハゲタカ』アンナ役
- 『A Player in Palacio』Jane役
2011年
- 短編映画『The End of an End』
2011〜2012年
- NHK WORLD『TOKYO EYE』ゲスト・レポーター
2012年
- NHK『負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜』記者役
2014年
- NHK特集ドラマ『生きたい たすけたい』
- 映画『ジャッジ!』サラ役
2014〜2017年
- NHK『しごとの基礎英語』第2〜4期 上司のハワード役
2025年
- 日本テレビ『24時間テレビ48ドラマスペシャル トットの欠落青春記』英語教師役
2026年
- NHK連続テレビ小説『風、薫る』マーガレット・バーンズ役
- テレビ朝日『相棒 season25』第1話 レイチェル役
- Netflixシリーズ『俺のこと、なんか言ってた?』役名未確認
このほか、所属事務所の公式プロフィールにはNHK大河ドラマ『龍馬伝』などへの出演歴も掲載されています。
作品によって役名が公表されていないものもあるため、確認できない役名は記載していません。
1-2.舞台・声優などの主な出演作
舞台
- 2014年:新国立劇場オペラ『死の都』マリー役(黙役)
- 2018年:新国立劇場オペラ『フィデリオ』黙役
声優・ゲームなど
- 2008年:『SIREN: New Translation』メリッサ・ゲイル役
- 2013〜2014年:海外向けアニメ『ANISAVA』Michelle・Chloe役など
- 『メタルギアソリッド』シリーズ(モーションキャプチャー)
- 『ラスト レムナント』(モーションキャプチャー)
さらに、NHK WORLDの番組ナレーションや企業CM、英語教材などにも携わっています。
テレビドラマへの出演だけでなく、舞台や声の仕事でも幅広く活動していることが分かります。
2.『相棒 season25』ではレイチェル役で出演
2026年10月21日放送のテレビ朝日『相棒 season25』第1話に、エマ・ハワードさんが出演しました。
初回拡大スペシャルのタイトルは「PMクライシス~総理の秘密と密約の罠」です。
エマさんが演じたのは、劇中に登場する架空の国家「ハドリア連邦」の関係者・レイチェルでした。
2-1.ハドリア連邦の関係者として登場
レイチェルは第1話の序盤から登場します。
大使館内でコンピューターが何者かによるハッキングを受けたことを大使に報告する場面などに出演しました。
さらに物語の後半では、能崎嘉志智(木幡竜さん)に連絡する場面も描かれています。
能崎の端末に「Rachel」と表示されたことで、役名がレイチェルであることが明らかになりました。
2-2.朝ドラのバーンズ先生だと気付く視聴者も
『相棒 season25』の放送後、エマさんの出演はMANTANWEBでも取り上げられました。
同記事では、『風、薫る』でマーガレット・バーンズを演じた俳優が登場したことに気付き、驚いたり懐かしんだりする視聴者の反応が紹介されています。
『風、薫る』では看護婦養成所の教師、『相棒』では架空の国家の関係者。
役柄は異なりますが、朝ドラでの姿を覚えていた視聴者にとって、印象に残る出演になったようです。
所属事務所のフリー・ウエイブも、2026年9月16日にエマさんを含む所属俳優の『相棒 season25』出演を発表していました。
3.朝ドラ『風、薫る』ではバーンズ先生役
2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』では、マーガレット・バーンズ役を演じました。
バーンズは、スコットランドから来日した看護婦養成所の教師です。
見上愛さん演じる一ノ瀬りんや、上坂樹里さん演じる大家直美たちに看護を教える人物として登場しました。
3-1.厳しい看護指導が印象的な役柄
バーンズ先生は、生徒たちにシーツ交換や掃除を繰り返し行わせ、衛生管理の重要性を指導します。
最初は指導の意味を理解できず戸惑っていた生徒たちも、次第に看護の仕事に必要な考え方を学んでいきました。
厳しさの中にも、生徒たちを育てようとする姿勢が描かれた人物です。
所属事務所のフリー・ウエイブは、2026年4月1日にエマさんの『風、薫る』出演を公式発表しています。
3-2.日本語を話す場面も話題になった
バーンズ先生は、当初は英語を中心に話していました。
しかし、物語の途中で実は日本語を理解していたことが明らかになります。
この展開は視聴者の話題となり、エマさん本人の日本語力に興味を持つきっかけにもなりました。
エマさんの日本語力については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
エマ・ハワードは日本語ペラペラ?なぜ話せる?『風、薫る』バーンズ先生の語学力
エマ・ハワードさんの日本語対応についての公式情報や習得方法の公表状況、バーンズ先生の劇中設定との違いを紹介しています。
4.2026年はNetflix『俺のこと、なんか言ってた?』にも出演
2026年には、Netflixシリーズ『俺のこと、なんか言ってた?』への出演も発表されました。
同作は2026年10月22日から世界独占配信が始まった、全8エピソードのヒューマンコメディです。
主演を役所広司さん、脚本を宮藤官九郎さんが担当しています。
物語の主人公は、日本を代表する大物俳優・高瀬川玄。
ロンドンの舞台で成功を収めたものの、帰国すると周囲から自分の存在を忘れられており、俳優人生を立て直そうと奮闘する物語です。
フリー・ウエイブは2026年9月30日、エマさんが同作に出演することを公式発表しました。
ただし、事務所の出演告知では、エマさんがどの役を演じるのかまでは紹介されていません。
そのため、現時点では出演が公式に確認されているものの、役名は特定できていません。
『風、薫る』『相棒 season25』に続き、2026年の出演歴に加わった作品です。
5.映画『ハゲタカ』『ジャッジ!』にも出演
エマ・ハワードさんは、2000年代から日本映画にも出演しています。
公式プロフィールで役名まで確認できる作品が、『ハゲタカ』と『ジャッジ!』です。
5-1.2009年『ハゲタカ』ではアンナ役
2009年公開の映画『ハゲタカ』では、アンナ役を演じました。
『ハゲタカ』は、NHKで放送されたドラマをもとに制作された映画です。
大森南朋さんが鷲津政彦役を演じ、大手自動車メーカーをめぐる買収劇などが描かれました。
エマさんの所属事務所の公式プロフィールには、アンナ役として出演したことが記載されています。
同じ2009年には、NHK『白洲次郎』やフジテレビ『不毛地帯』などにも出演しています。
近年の朝ドラや『相棒』だけでなく、かなり以前から日本の映像作品に参加していたことが分かります。
5-2.2014年『ジャッジ!』ではサラ役
2014年公開の映画『ジャッジ!』では、サラ役を演じました。
『ジャッジ!』は永井聡監督によるコメディ映画で、妻夫木聡さんが広告会社の社員・太田喜一郎を演じています。
世界的な広告祭に参加することになった主人公が、さまざまな騒動に巻き込まれていく物語です。
エマさんの公式プロフィールにも、サラ役での出演が掲載されています。
この作品と同じ2014年には、NHK特集ドラマ『生きたい たすけたい』にも出演しました。
映画とテレビドラマの両方で活動を重ねてきた経歴があります。
6.『不毛地帯』『トットの欠落青春記』などドラマ出演歴も豊富
エマ・ハワードさんは、2000年代から2020年代まで、日本のテレビドラマにも継続して出演してきました。
2009年のフジテレビ『不毛地帯』では、スザンヌ役を担当。
キャスティング会社のEZMPlusのプロフィールでは、第1話から第8話までの出演歴が紹介されています。
2012年のNHKドラマ『負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜』では、記者役を演じました。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』への出演歴も所属事務所のプロフィールに記載されていますが、役名は確認できません。
6-1.2025年は『トットの欠落青春記』で英語教師役
2025年には、日本テレビ『24時間テレビ48ドラマスペシャル トットの欠落青春記』に出演しました。
同作は、黒柳徹子さんの青春時代を描いたドラマです。
芦田愛菜さんが若き日の黒柳徹子さん、尾野真千子さんが母親の黒柳朝さんを演じました。
エマさんは英語教師役で出演したことが、所属事務所の公式プロフィールやEZMPlusの出演歴で確認できます。
このように、エマさんは歴史ドラマや社会派作品だけでなく、人物の青春時代を描くドラマにも参加してきました。
6-2.教育番組への出演歴もある
ドラマ以外では、2006年のNHK『えいごであそぼ』にレギュラーゲストとして出演した経歴があります。
さらに、2014〜2017年の『しごとの基礎英語』第2〜4期では、上司のハワード役を担当しました。
NHK WORLD『TOKYO EYE』でも、2011〜2012年にゲスト・レポーターとして出演しています。
こうした番組への参加も、エマさんの日本での活動を知るうえで注目したい経歴です。
7.舞台『死の都』『フィデリオ』にも出演
エマ・ハワードさんは、映像作品に出演する以前から舞台俳優として活動していました。
ロンドンのマウントビュー演劇学校で演技を学び、ナショナル・シアターやウエスト・エンドなどの舞台を経験しています。
日本でも、その舞台経験を生かした活動を続けてきました。
7-1.2014年『死の都』ではマリー役の黙役
2014年、新国立劇場で上演されたオペラ『死の都』では、マリー役の黙役を担当しました。
黙役とは、歌唱を担当する歌手とは別に、舞台上で身体表現などによって人物を演じる役割です。
『死の都』では、亡くなった妻マリーの姿が舞台上に現れるという演出が用いられました。
新国立劇場は2014年3月18日、エマさんがこのマリー役を担当していることを公式ブログで紹介しています。
そこにはロンドンでの舞台活動や、日本へ移ってからの出演歴も記されています。
7-2.2018年『フィデリオ』にも参加
2018年には、新国立劇場のオペラ『フィデリオ』にも参加しました。
EZMPlusの出演歴では、オペラ歌手の黙役として掲載されています。
『死の都』に続いて、新国立劇場のオペラ作品にも出演した経歴が確認できます。
テレビドラマでエマさんを知った人にとっては意外かもしれませんが、舞台で培ってきた経験は、俳優としての活動を語るうえで欠かせない要素です。
エマ・ハワードさんの詳しいプロフィールやロンドンでの舞台経験については、こちらの記事で紹介しています。
エマ・ハワードは何者?『相棒』レイチェル役は『風、薫る』のバーンズ先生!
エマ・ハワードさんの年齢やプロフィール、イギリスでの舞台経験から日本での俳優・ナレーターとしての経歴まで紹介しています。
8.ナレーションや声優としての活動も多数
エマ・ハワードさんは、俳優だけでなくナレーターや声優としても活動しています。
所属事務所の公式プロフィールには、NHK WORLDをはじめ、多数の番組でのナレーション歴が掲載されています。
主な作品・番組には次のようなものがあります。
- NHK WORLD『JAPANOLOGY PLUS』
- NHK WORLD『Rising Artist』
- NHK WORLD『Artisan X Designer』
- 『Science Zero』
- 『Professionals』
- 『毎日かあさん』英語版
- P&G「ボールド」CM
- 英語教材や企業向け映像のナレーション
さらに、ゲームやアニメの声優としても活動しています。
2008年のゲーム『SIREN: New Translation』ではメリッサ・ゲイル役を担当し、2013〜2014年の海外向けアニメ『ANISAVA』にも参加しました。
また、モーションキャプチャーでは『メタルギアソリッド』シリーズや『ラスト レムナント』などの仕事も紹介されています。
テレビドラマ、映画、舞台に加え、声の出演やモーションキャプチャーまで幅広い分野で活動してきたことが、エマさんの出演歴から分かります。
9.まとめ|エマ・ハワードは2000年代から日本の作品に出演
今回は、エマ・ハワードさんの出演作をドラマ・映画・舞台などに分けて紹介しました。
確認できる主な出演作は次の通りです。
- 2006年『えいごであそぼ』レギュラーゲスト
- 2009年『ハゲタカ』アンナ役
- 2009年『不毛地帯』スザンヌ役
- 2012年『負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜』記者役
- 2014年『ジャッジ!』サラ役
- 2014年『死の都』マリー役(黙役)
- 2018年『フィデリオ』黙役
- 2025年『トットの欠落青春記』英語教師役
- 2026年『風、薫る』マーガレット・バーンズ役
- 2026年『相棒 season25』レイチェル役
- 2026年『俺のこと、なんか言ってた?』役名未確認
エマさんはイギリスで舞台経験を積み、日本へ拠点を移してからも映画、テレビドラマ、舞台などに出演してきました。
2026年には『風、薫る』『相棒 season25』、Netflixシリーズへの出演が続き、改めて注目される機会が増えています。
一方、ナレーターや声優としての活動歴も長く、ドラマだけがエマさんの仕事ではありません。
『相棒』や朝ドラで初めて知った人も、過去の出演作をたどることで、エマ・ハワードさんが日本で長く幅広い活動を続けてきた俳優だと分かります。

