今村聖奈さんは、JRA(日本中央競馬会)所属の騎手です。
2022年にデビューすると、同年のCBC賞で重賞初騎乗初勝利を達成。2025年にはJRA通算100勝に到達し、2026年5月のオークスではジュウリョクピエロに騎乗してGⅠ初勝利を挙げました。
このオークス制覇により、JRA所属の女性騎手として初めてクラシックを制した騎手となっています。
さらに2026年8月29日には、和田アキ子さんとのメディア初対談がニッポン放送で放送され、オークスや現在のけがについて本人が語りました。
この記事では、今村聖奈さんは何者なのか、プロフィールや騎手を目指したきっかけ、デビューからオークス制覇、現在までの経歴を紹介します。
1.今村聖奈は何者?
今村聖奈さんは、滋賀県出身のJRA騎手です。
2003年11月28日生まれで、2026年8月29日現在は22歳。栗東トレーニングセンターの寺島良厩舎に所属しています。
2022年3月に騎手としてデビューし、同年のJRA賞では「最多勝利新人騎手」を受賞しました。
2025年10月にはJRA通算100勝を達成。そして2026年5月24日、東京競馬場で行われた第87回オークスをジュウリョクピエロで制し、自身初のGⅠ勝利を挙げています。
この勝利によって、JRA所属の女性騎手として初めてクラシックを制した騎手となりました。
2.今村聖奈のプロフィール
名前:今村聖奈(いまむら せいな)
生年月日:2003年11月28日
年齢:22歳(2026年8月29日現在)
出身地:滋賀県
職業:JRA騎手
所属:栗東・寺島良厩舎
今村さんは2022年にJRA競馬学校を卒業した38期生です。
同期には佐々木大輔騎手、西塚洸二騎手らがいます。
ホリプロの公式プロフィールにも「JRAジョッキー」として掲載されており、競馬以外のメディアに登場する機会もあります。
3.今村聖奈が騎手を目指したきっかけは父
今村聖奈さんが騎手を目指した背景には、父・今村康成さんの存在があります。
康成さんは元JRA騎手です。
今村さんはデビュー時のJRAインタビューで、父が騎手だったことから、気づいたころには馬が身近にいたと説明しています。
父の背中を追ううちに馬そのものにも魅力を感じ、騎手を志すようになったそうです。
2026年8月29日に放送されたニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』でも、父の仕事について行くうちに自然と馬や競馬が好きになったことを振り返っています。
幼いころから馬や競馬に触れてきた環境が、騎手を目指すきっかけになっていました。
4.今村聖奈の経歴
4-1.2022年にJRA騎手としてデビュー
今村聖奈さんはJRA競馬学校を卒業し、2022年3月に寺島良厩舎所属の騎手としてデビューしました。
JRAでの初騎乗は2022年3月5日の阪神1R。3月13日の阪神8Rでブラビオに騎乗し、初勝利を挙げています。
ルーキーイヤーの2022年は、JRAと地方競馬を合わせて55勝を記録。ホリプロ公式では女性騎手の年間最多勝記録として紹介されています。
また、2022年度JRA賞では「最多勝利新人騎手」に選ばれました。
4-2.CBC賞で重賞初騎乗初勝利
デビューから約4カ月後の2022年7月3日、今村さんはテイエムスパーダとのコンビでCBC賞(GⅢ)に出走しました。
今村さんにとって初めての重賞騎乗でしたが、結果は1着。
重賞初騎乗初勝利を達成しました。
テイエムスパーダはスタートから先頭に立ち、そのまま1分5秒8のレコードタイムでゴールしています。
デビュー1年目から重賞勝利を記録したことは、今村さんのルーキーイヤーを振り返るうえで欠かせない実績といえるでしょう。
4-3.2025年にJRA通算100勝
2025年10月19日には、新潟3Rでインフローレに騎乗して1着となり、JRA通算100勝を達成しました。
デビューから4年目での到達です。
100勝達成時には、所属する寺島厩舎の管理馬で節目の勝利を挙げられたことについて、喜びを語っています。
5.2026年オークスでJRA女性騎手初のクラシック制覇
今村聖奈さんの経歴で大きな節目となったのが、2026年5月24日の第87回オークスです。
騎乗したのは、寺島良厩舎のジュウリョクピエロでした。
5番人気で迎えたレースでは後方から進み、直線で馬群の間を伸びてドリームコアをクビ差でかわし1着。
今村さんにとってGⅠ初勝利となりました。
なお、GⅠへの騎乗自体は3度目で、クラシックへの挑戦はこのオークスが初めてでした。
JRAはこの勝利について、今村さんが「JRA所属の女性騎手初のクラシック制覇」を達成したと紹介しています。
2022年のデビューから約4年で、競馬界を代表する大舞台のひとつであるクラシック制覇まで到達したことになります。
デビュー年のCBC賞、JRA通算100勝、そしてオークス制覇と、節目となる勝利を一つずつ積み重ねている点が今村騎手の経歴を振り返るうえで印象的です。
6.2026年8月にかかとを骨折も実戦復帰
今村聖奈さんは2026年8月、落馬によるけがを負いました。
8月8日の新潟4Rで馬場入場後に落馬し、両足を負傷。その後の騎乗を取りやめています。
しかし、その後は調教騎乗を再開し、8月15日の新潟2Rで実戦復帰。復帰初戦で勝利を挙げました。
8月29日放送の『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』では、今村さん自身が「かかとを骨折しています」と説明。
騎乗時はかかとへの負担を減らすため、厚底のあるブーツに替えていることも明かしています。
さらに同日の新潟3Rでは、キムケンシーサーに騎乗して勝利しました。
この勝利で2026年のJRA12勝目、JRA通算116勝目を記録しています。
2026年8月29日時点では、けがを抱えながらも実戦への騎乗を再開している状況です。
7.今村聖奈が現在話題になっている理由
今村聖奈さんが2026年に改めて注目を集めた大きなきっかけは、5月のオークス制覇です。
そして8月29日には、同じホリプロに所属する和田アキ子さんとのメディア初対談が放送されました。
ニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』にゲスト出演し、騎手を目指した経緯やオークス、現在のけが、普段の生活などについて語っています。
同日には新潟3Rでも勝利してJRA通算116勝目を挙げており、競馬での活躍とメディア出演が重なった一日となりました。
オークスをきっかけに今村さんを知った人にとっても、その経歴や人物像に改めて注目するタイミングとなっています。
8.まとめ
今村聖奈さんは、2003年生まれ、滋賀県出身のJRA騎手です。
父である元JRA騎手・今村康成さんの影響もあり、幼いころから馬や競馬に親しみ、騎手を志しました。
2022年にデビューすると、同年のCBC賞で重賞初騎乗初勝利。2025年にはJRA通算100勝を達成しています。
そして2026年5月、ジュウリョクピエロとのコンビでオークスを制覇。
自身初のGⅠ勝利と同時に、JRA所属の女性騎手として初のクラシック制覇を達成しました。
2026年8月には落馬で両足を負傷し、本人によると、かかとを骨折しています。
それでも実戦へ復帰し、8月29日には新潟3Rを勝利。JRA通算116勝まで勝ち星を伸ばしました。
デビューからの経歴をたどると、CBC賞、JRA通算100勝、そしてオークス制覇と、大きな節目を着実に積み重ねてきた騎手であることが分かります。


