今村聖奈さんは、中学校卒業後の2019年4月にJRA競馬学校の騎手課程38期へ入学し、3年間の課程を経て2022年2月に卒業しました。
一方、出身中学校については「栗東市立栗東中学校」とする情報がネット上にありますが、今回確認したJRA公式情報や本人インタビュー、主要報道では学校名を裏付けられませんでした。
そのため、本記事では出身中学校名を断定しません。
また、JRA競馬学校は名称に「学校」と付きますが、一般的な高校ではなく、卒業しても高卒資格は取得できない施設です。
この記事では、今村聖奈さんの学歴について、出身中学校の公表状況や競馬学校への入学、3年間の学校生活、騎手を目指した学生時代まで紹介します。
1.今村聖奈の学歴を整理
今村聖奈さんの学歴について、確認できる範囲を整理すると次の通りです。
小学校: 学校名は確認できず
中学校: 学校名は公式には確認できず
JRA競馬学校: 騎手課程38期、2019年4月入学・2022年2月卒業
高校: 進学について公表を確認できず(JRA競馬学校は高校ではない)
大学: 進学について公表を確認できず
今村さんは2003年11月28日生まれです。
2019年4月2日、15歳で千葉県白井市にあるJRA競馬学校の騎手課程へ入学しました。
そして2022年2月8日に38期生として卒業。
新規騎手免許試験にも合格し、同年3月からJRA騎手としてデビューしています。
2.今村聖奈の出身中学校は?
今村聖奈さんの出身中学校について、学校名を明記した公式情報は今回確認できませんでした。
ネット上では「栗東市立栗東中学校」とする記事も見られます。
しかし、本人の発言や学校公式、JRA、信頼できる報道などから学校名そのものを確認できないため、本記事では断定しません。
一方、今村さん本人のインタビューから、同期の角田大河さん、大久保友雅さんと同じ中学校だったことは確認できます。
競馬学校時代について語ったインタビューでは、入学直後も「同じ中学」の角田さんと大久保さんが一緒だったため、ホームシックにはならなかったと振り返っています。
また、2人とは小学生のころから交流があり、栗東で一緒に馬に乗ってきた幼なじみでもありました。
中学校名そのものは確認できませんが、地元時代から競馬学校まで長く一緒に過ごした仲間がいたことは本人の発言から分かります。
3.小学生から乗馬を始めていた
今村聖奈さんは、中学校へ進学する前から馬に乗っていました。
本人によると、小学4年生の終わりごろから乗馬を経験し、小学5年生になると栗東トレーニングセンターの乗馬苑にあるスポーツ少年団へ入りました。
もともと父・今村康成さんが元JRA騎手だったため、幼いころから馬や競馬そのものは身近な存在でした。
ただし、乗馬を始めた時点では「絶対に騎手になる」と決めていたわけではありません。
本人インタビューでは、最初は馬と触れ合うこと自体が楽しく、そこから将来は馬に関わる仕事をしたいと考えるようになったと振り返っています。
小学生時代には体操やバレーボールなども経験。
小学6年生ではジョッキーベイビーズの関西地区代表決定戦にも出場しています。
4.中学生になるころから騎手を目指す
今村聖奈さんが本格的に騎手という進路を意識したのは、中学生になるころです。
本人へのインタビューによると、小学校から中学校へ進む時期に、栗東トレセンの乗馬苑へ新しい指導者が赴任しました。
そこで「ジョッキーを目指すのか、馬術の道へ進むのか」を考える機会があったそうです。
今村さんはそれまで、馬に携わる仕事として調教助手にも興味を持っていました。
一方、幼なじみの角田大河さんと大久保友雅さんも騎手を目指していました。
3人は小学生のころから乗馬苑で一緒に馬に乗り、中学生になるころからジョッキーを目指して本格的に練習するようになります。
今村さん自身も、2人から刺激を受けたことが騎手を目指すきっかけの一つになったと振り返っています。
父が騎手だったからそのまま同じ道を選んだのではなく、自身で乗馬を経験し、周囲から刺激を受けながら進路を決めていったことが分かります。
5.2018年にJRA競馬学校38期の試験に合格
今村聖奈さんは中学3年生だった2018年、JRA競馬学校の騎手課程を受験しました。
2018年に行われた38期の試験には110人が受験し、今村さんを含む9人が合格しています。
その後、2019年4月2日に15歳で競馬学校へ入学しました。
なお、2018年に発表された合格者と、JRAが公開している2022年の38期卒業者名簿では一部メンバーが異なります。
本記事では、JRA公式の卒業者名簿を基準に同期を紹介します。
今村さん以外の38期卒業生は、
・大久保友雅さん
・川端海翼さん
・佐々木大輔さん
・土田真翔さん
・角田大河さん
・西塚洸二さん
・水沼元輝さん
・鷲頭虎太さん
の8人です。
入学式で今村さんは、JRAの女性騎手としてGⅠを勝ちたいという目標を語っています。
6.JRA競馬学校は高校ではない
今村聖奈さんの学歴を調べる際、特に注意したいのがJRA競馬学校の位置づけです。
競馬学校は騎手を養成する施設ですが、学校教育法に定められた「高等学校」や「専修学校」ではありません。
JRAは競馬学校について「職能訓練校のような組織」と説明しています。
そのため、競馬学校を卒業しても高卒資格は取得できません。
今村さんが中学校卒業後に競馬学校へ進んだことは確認できますが、
「出身高校はJRA競馬学校」
と表現するのは正確ではありません。
また、競馬学校在籍中に別の高校や通信制高校へ通っていたという公式情報も、今回の調査では確認できませんでした。
したがって、今村さんの進路については、
「中学校卒業後にJRA競馬学校騎手課程へ入学した」
と整理するのが適切です。
7.競馬学校では3年間の厳しい騎手課程を経験
今村聖奈さんが入ったJRA競馬学校の騎手課程は3年間です。
競馬学校では騎乗訓練だけでなく、フィジカルトレーニングやメンタルトレーニング、騎手として必要な知識を学ぶ授業なども行われます。
今村さん自身は、入学したころについてかなり厳しい生活だったと振り返っています。
週に1回しか外出できず、決められたスケジュールの中で生活していました。
入学当初は同期ともまだ打ち解けておらず、女子は今村さん一人でした。
そんな時期に支えになったのが、幼なじみでもある大久保友雅さんだったそうです。
一方、競馬学校時代に強く意識していた同期の一人が角田大河さんでした。
本人によると、騎乗試験では角田さんが1位、今村さんが2位になることが多く、その結果を悔しく感じていたといいます。
女子だからという理由で違う見方をされることを嫌い、難しい馬を担当するときにも避けずに取り組んでいたと語っています。
今村さんは後年、自身のコラムで、競馬学校へ入ったばかりのころは角田さんと仲が良くなかったことも明かしています。
それでも3年間をともに過ごす中で、同期とはお互いに励まし合う関係になりました。
JRA公式の新人騎手インタビューで「競馬学校で一番の思い出」を聞かれた際には、同期と何気ない会話をしたり、自分たちの騎乗映像を見ながら話したりした毎日の自由時間を挙げています。
厳しい訓練だけでなく、同期と過ごした日々も今村さんにとって大切な学校生活だったようです。
8.2022年に競馬学校を卒業してJRA騎手へ
今村聖奈さんは2022年2月8日、JRA競馬学校騎手課程38期を卒業しました。
同時期に新規騎手免許試験にも合格。
2022年3月5日にJRA騎手としてデビューし、3月13日にはブラビオで初勝利を挙げました。
学生時代から目指してきた騎手としての生活が、この年から始まっています。
同年7月にはテイエムスパーダでCBC賞を制し、重賞初騎乗初勝利を達成しました。
そして2026年5月にはジュウリョクピエロに騎乗してオークスを制覇。
JRA所属の女性騎手として初めてクラシックを制しました。
競馬学校入学時に語っていた「GⅠを勝ちたい」という目標を、卒業から4年後に実現したことになります。
15歳の入学時に掲げた大きな目標を、22歳で実現した経歴を見ると、競馬学校で過ごした3年間も現在の今村騎手につながる重要な時期だったことが分かります。
9.大学には進学した?
今村聖奈さんの大学進学について、本人やJRAなどからの公表は確認できません。
2022年2月に競馬学校を卒業し、同年3月にはJRA騎手としてデビューしていることは確認できます。
ただし、この経歴だけを理由に「大学へ進学していない」と断定することはできません。
高校と同様、大学についても公式な発表がないため、
「大学進学について公表された情報は確認できない」
というのが現時点で確認できる答えです。
10.まとめ
今村聖奈さんは、中学校卒業後の2019年4月にJRA競馬学校騎手課程38期へ入学し、2022年2月に卒業しています。
出身中学校については「栗東市立栗東中学校」とするネット情報がありますが、今回確認したJRA公式情報や本人インタビュー、主要報道では学校名そのものの裏付けを確認できませんでした。
そのため、出身中学校名は断定できません。
今村さんは小学4年生の終わりごろから乗馬を始め、中学生になるころから本格的に騎手を目指すようになりました。
2018年には110人が受験した競馬学校38期の試験に合格。
3年間の競馬学校生活では、幼なじみの大久保友雅さんや角田大河さんら同期とともに騎乗技術を磨いています。
なお、JRA競馬学校は一般的な高校ではなく、卒業しても高卒資格は取得できません。
高校や大学への進学についても、本人から公表された情報は今回確認できませんでした。
2019年の入学時に「GⅠを勝ちたい」という目標を掲げた今村さんは、2026年のオークスで自身初のGⅠ勝利を達成しています。
学生時代から目指してきた騎手として、現在もJRAの舞台で活躍を続けています。


